乳児期(出生〜12ヶ月)の食と栄養 よくある質問 横浜・中川駅前歯科クリニック
乳児期(出生〜12ヶ月)の食と栄養 よくある質問
当クリニックで診察の際によくお受けするご質問です。お子様の食と栄養についてご不明な点等がありましたら、受診時にお気軽にお問い合わせください。

当クリニックには歯科医師、薬剤師、歯科衛生士だけでなく、管理栄養士が在籍していますので、管理栄養士による栄養相談も可能です。



Q.子供が泣くたびに、母乳やミルクを与えてもよいでしょうか?

A.
泣いているのが空腹かそれ以外の原因かを見極めて、空腹時であれば母乳やミルクを与えるようにします。

授乳

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Q.母乳育児のメリットは何ですか?

A.
母乳は最も自然で理想的なエネルギー源であるだけでなく、感染を防ぐ効果、スキンシップにより信頼関係を築く効果もあります。



Q.ミルクの量は決めたほうがよいでしょうか?

A.
製品に書いてある目安量を基準にして、成長曲線を確認しながら状態に合わせて量を調節していきます。

ミルク

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Q.授乳時刻は決めたほうがよいでしょうか?

A.
授乳時刻はある程度は決めておくと、空腹と満腹のリズムができ、離乳食も順調に進みやすい傾向にあります。無理のない範囲で決めていくのがよいでしょう。



Q.離乳開始時期はいつがよいでしょうか?

A.
授乳開始時期は生後5〜6ヶ月がよいとされています。



Q.離乳開始の基準はありますか?

A.
発達の目安として、首のすわりがしっかりしている、食べ物に興味を示す、スプーンを口に入れても舌で押し出すことが少なくなるなどがあります。



Q.離乳食の開始前に準備することはありますか?

A.
授乳時刻を調整して、乳児の生活リズムを整えておくことが大切となります。

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Q.哺乳ばかりで離乳食を食べたがらないのですが、栄養は大丈夫でしょうか?

A.
1歳までのお子さんであれば、母乳やミルクで基本的な栄養はカバーされているため、問題はありません。ご安心ください。

食事


Q.食べ物に興味を示さないのですが?

A.
まだ興味を示さなくても問題はありません。食事のときに話しかけたり、食べる楽しみが得られるようにしていきましょう。



Q.フォローアップミルクは飲ませたほうがよいでしょうか?

A.
フォローアップミルクは、離乳期以降の栄養補給を目的とした牛乳の代わりとなるもので、必ずしも飲ませる必要はありません。



Q.口に触られることを嫌がります。

A.
問題ないことが多いものの、感覚の過敏性がある場合は練習(脱感作)をおこなうことで、慣れるようにしていきます。



Q.食事のときにむせてしまうのですが。

A.
食べ物の形態、食事の姿勢、保護者の方の介助方法を見直すと、むせなくなることがあります。

赤ちゃん


Q.食べ物を吐き出してしまうのですが。

A.
食べ物の形態、食事姿勢、介助方法に問題がないかを確認し、問題があれば修正します。



Q.食べ物に好き嫌いがあり、偏食がみられます。問題ですか?

A.
嫌いなものも食べられるように促していくことも大切ですが、乳幼児期は新しい食べ物に挑戦しないことは自然なことでもあります。



Q.「手づかみ食べ」は汚れるのでさせたくないのですが。

A.
手づかみ食べは、食べたい意欲の現われで、自分で食べるための第1歩のため必要です。こぼしたり、汚れたりして大変ですが、「手づかみ食べ」が「食器食べ」につながります。



Q.食事のときに食べこぼしがあります。

A.
0歳児であれば、食べこぼしは問題はありません。ご安心ください。

乳児期


Q.肉はいつ頃から食べさせますか?。

A.
鶏のささ身は生後7〜8ヶ月ころから可能なことが多く、脂肪が少なく、加熱して軟らかくなるものから食べさせていきます。

肉


Q.食べるときに口が閉じていません。

A.
鼻がつまっていることが原因であれば、耳鼻咽喉科で治療をおこないます。問題ないことが多いものの、スプーンの使い方を変えてみたり、口の筋肉の訓練をおこなうことにより改善することもあります。



Q.舌の使い方がチュパチュパしています。

A.
哺乳中であるとチュパチュパした動きがあることがあります。生後7〜8ヶ月で舌による食べ物の押しつぶしができていないときは、口の運動訓練をおこないます。



Q.もうすぐ1歳になりますが、哺乳反射が残っています。

A.
哺乳反射は生後6ヶ月ほどでなくなりますが、1歳近くになっても残っている場合は、発達が遅れていることがありますのでお気軽にご相談ください。早産の場合は修正月齢でみます。



Q.ハチミツはなぜ1歳まで与えることができないのでしょうか?

A.
ハチミツはボツリヌス菌が入り込むことがあり、1歳未満の乳児は腸内細菌の環境が整っていないため、ボツリヌス菌が増えて毒素をつくってしまうことがあります。ほとんどが治療により治りますが、まれに亡くなることがあります。

蜂蜜



Q.食物アレルギーをおこす食物にはどのようなものがありますか?

A.
1歳未満では鶏卵、牛乳、小麦が食物アレルギーの原因の9割近くになります。1歳以降では、魚卵(主にイクラ)、ピーナツ、甲殻類(カニ、エビ)などが増加します。



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