当クリニックで診察の際によくお受けするご質問です。お子様の食と栄養についてご不明な点等がありましたら、受診時にお気軽にお問い合わせください。
当クリニックには歯科医師、薬剤師、歯科衛生士だけでなく、管理栄養士が在籍していますので、
管理栄養士による栄養相談も可能です。
Q.かまずに丸のみしているのですが、改善方法はありますか?
A.口の機能、歯の生えている本数、食形態などに問題がないかをチェックしてみます。口の機能が育っていない、歯の本数が少ないときは、軟らかいものに調整することで丸のみを防ぐことができます。
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Q.早食いです。ゆっくり食べさせる方法はありますか?
A.食事のときに、急がされる、兄弟と取り合いになるなど、早く食べないといけない環境であれば、この環境を改善していきます。
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Q.食具の使用はいつ頃からですか?
A.「手づかみ食べ」が十分できるようになり、食器を手で押さえられるようになると、スプーンやフォークが使えるようになります。
Q.どのようなフォークやスプーンがおすすめですか?
A.軽く、柄が短くて握りやすいものがおすすめです。
Q.自分で食べようとしないのですが、どのようにしたら自分で食べるようになりますか?
A.保護者の方への甘えがでていることがあります。この場合は、少しづつ自立を促していきましょう。
Q.甘いものを食べさせるときの注意点はありますか?
A.子供が欲しがるままにダラダラ食べさせると、虫歯、偏食、肥満の原因になりますので、時間を決めてためさせていくのがよいでしょう。
関連するページ 0歳から1歳半 1歳半から3歳のお子さんの虫歯予防法
Q.イオン飲料、経口補水液、スポーツドリンクを水の代わりに与えてもよいでしょうか?
A.これらの飲料は糖分が多く含まれているため、水の代わりに摂取しますと虫歯の原因になります。避けた方がよいでしょう。
関連するページ スポーツドリンクと経口補水液
Q.紙を食べていることがあります。異食症でしょうか?
A.何でも口に入れてしまうのは、1歳過ぎまではよくみられます。2歳以降であれば異食症の可能性もあります。
Q.肉類をなかなか飲み込めないのですが。
A.かみ合わせや奥歯の状態によっては、肉類などの繊維質の食品がうまくかめないことがあります。
Q.パサパサしたものを飲み込むのに時間がかかるのですが。
A.肉類と同様に、かみ合わせや奥歯の状態によっては、うまくかめないことがあります。
Q.ビタミン剤やサプリメントを使用してもよいでしょうか?
A.ビタミン剤は小児を対象としているものもありますが、食事で摂れていれば必要はありません。サプリメントは小児で安全性が証明されているものは少ないといえます。
Q.口を開けたまま食べているのですが。
A.鼻閉など鼻が悪いときは耳鼻咽喉科で治療をおこないます。ふだんから「お口ぽかん(口唇閉鎖不全症)」の状態であれば、歯科で口の筋肉の訓練をおこなうことにより改善することがあります。
関連するページ 口唇閉鎖不全症(お口ポカン)
Q.コップで飲むことができないのですが。
A.コップで飲むことができない場合は、スプーンやレンゲからのすすりこみの練習から始めていきましょう。
Q.ストローで飲むことができないのですが?
A.ストローは、この時期ではまだ使えないお子さんのほうが多く、問題はありません。
Q.食事のときに、よだれが多いのですが?
A.この時期のよだれは問題はありません。様子をみていきましょう。
Q.少食なので心配です。
A.もともと少食の場合も考えられますが、食事に大きな偏りがあったり、栄養状態に影響する場合はご相談ください。
Q.食欲にムラがありますが原因は何でしょうか?
A.食欲のムラはどのお子さんにもおきますが、嫌いな食べ物がでている、食事がかむ力(咀嚼能力)に合っていない、食事中にテレビがついているなどが原因のこともあります。
Q.鉄分やカルシウムを上手に摂取させる方法はありますか?
A.ベビーフードやフォローアップミルクから摂取することもできますが、鉄であれば赤身肉、レバーなど、カルシウムであれば乳製品などから摂取していくのがよいでしょう。お菓子からの摂取に頼るのはおすすめできません。
Q.牛乳を嫌がって飲まなくなりました。カルシウム不足になりますか?
A.乳幼児期は急に牛乳を飲まなくなることがありますが、一時的なこともありますので、無理に飲ませずにカルシウムを多く含む他の食品で代用していきましょう。
Q.乳児にゼリーを与えてもよいでしょうか?
A.ゼラチンでつくったゼリーは口に入れると溶けるため問題はありませんが、寒天でつくったゼリーは口に入れても溶けないため注意が必要です。コンニャクゼリーは窒息の危険があるため、与えないようにします。
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