オーラルID(口腔がん検査機)

オーラルIDとは

口腔がんは、初期の段階では見た目には分かりにくく、発見が難しい傾向にあります。オーラルIDは見た目には分かりにくい口腔がんを見つける装置です。

薬液や染料を使用することはなく、身体に負担のない光を当てるだけで、口内の粘膜に異常がないかがわかります。

オーラルIDは2013年にアメリカで開発され、2015年に日本での使用が始まりました。同様の機器としてベルスコープVx(VELscope Vx)があり、こちらは2011年にアメリカで開発され、2015年に日本での使用が始まりました。

日本ではまだ馴染みのない装置ですが、ベルコープ(2015年現在)だけでも世界23か国、12000人以上の歯科医師が使用し、2500万人以上の人に検査をおこなっています。


オーラルID 専用のゴーグルを装着、光を当てて検査をおこないます

当クリニックは、国立がん研究センター連携歯科医院、横浜市周術期連携歯科医院に認定されています。

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●オーラルIDの原理

オーラルIDは、粘膜の下まで到達する波長425〜460nmの青色の光を出します。口内に光を当てると健康な組織は青緑色に、癌組織や前癌組織は黒色に見えます。これにより、肉眼での鑑別が可能となります。

癌や前癌組織は、代謝活動が増加、活性化していたり、内側にある組織の構造が変わるため、この原理を利用しています。光は安全性の高い光を使用しているため、身体への影響はありません。



●検査方法

オーラルIDから発する光を口内に当てます。5分ほどで終わります。検査による痛みは全くありません。

癌の疑いがある場合は、連携医療機関(大学病院など)をご紹介させていただき、紹介先医療機関での精密検査となります。精密検査では、細胞を取り出して、顕微鏡でがん細胞がないかを調べます(細胞診)。

オーラルIDでの検査は、スクリーニング検査(がんの可能性があるかどうかを調べる検査)です。確定診断ではありません。確定診断は細胞診をおこなう必要があります。

口腔がん検診を希望の方は、お手数ですが事前に電話(045−910−2277)にてご予約ください。当クリニックは口腔がん検診協力医が在籍しています。問診、視診、触診のほか、オーラルID(口腔がん検査機)を使用して口腔がん検診をおこなっています。2016年までに6人の患者様から口腔がんが見つかっています。



オーラルIDによる光診断画像

肉眼での検査(左)とオーラルIDで検査(右)したときの画像です。オーラルIDの光を当てると肉眼で検査するよるも識別がしやすくなります。

肉眼  検査 上皮内癌

肉眼  検査 悪性エナメル上皮腫



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