脳卒中と嚥下障害

脳卒中は脳の血管の障害を原因とする病気で、脳血管障害ともいいます。脳卒中には、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などがあります。

脳卒中における栄養摂取の基本は「口から食べる」ことですが、脳卒中では高い割合で飲み込み障害(嚥下障害)をおこします。

飲み込み障害を改善して口から食べらるようにしていくことは、本人の自信につながるだけでなく、脳卒中の患者さんの多くにみられる低栄養を防ぎ、筋肉の低下、活動量の低下を防ぐことにつながります。

歯科、耳鼻咽喉科などで飲み込む機能の検査をおこない、訓練(摂食嚥下訓練)をおこなうことで、口から食べられるようにしていきます。

診察

当クリニックでは管理栄養士が在籍し、脳卒中の方の栄養相談、食事相談をおこなっています。お気軽にご相談ください。

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●脳卒中と胃ろう

脳卒中による意識の障害や飲み込み障害(嚥下障害)が続くと、おなかに穴を開けて胃の中に管(チューブ)を通し、この管を通して栄養を摂る「胃ろう」という方法がおこなわれます。胃ろうをおこなっている人の半数が脳卒中が原因となっています。

胃ろうを増設しても、可能であれば訓練(摂食嚥下訓練)をおこなうことで、口から食べられるようにしていきます。

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嚥下食

嚥下食とは、食べる機能、飲み込む機能の低下がみられる人に対して、機能のレベルに合わせて、食べやすい、飲み込みやすいように形態やとろみなどを調整した食事をいいます。嚥下食を飲み込む機能のレベルによって5つに分類されます。

食べる機能、飲み込む機能機能に合わせて嚥下食を組み合わせていきます。当クリニックでは歯科医師、管理栄養士が在籍して脳卒中の方の食事療法、栄養相談、食事相談をおこなっております。お気軽にご相談いただけたらと思います。

嚥下食ピラミッド

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