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インビザラインとは
マウスピース矯正は従来の矯正治療とは異なり、ワイヤー(針金)を使わないでおこなう新しい矯正治療です。ワイヤーを使わないため、目立ちにくく、取り外しもできるといった非常に優れた特徴をもっています。
マウスピース矯正「インビザライン」は1997年にアメリカで開発されました。2024年までに世界100ヶ国以上、1650万人以上もの人がインビザラインによる矯正治療をおこなっています。
世界では最も普及し最も実績のあるマウスピース矯正です。
日本では2006年に導入され、当クリニックでも同年に導入させていただきました。当クリニックは、
日本では最も早くにインビザラインを導入した歯科医院の一つとなっています。
日本矯正歯科学会認定医、インビザライン認定医が在籍しています。
インビザライン
関連するページ インビザライン Q&A 当クリニックのマウスピース矯正の特徴
●インビザラインの特徴
1)透明で目立ちません(目立たない矯正治療)
透明な装置を使うので、人に気づかれにくいというメリットがあります。学校や職場で目立つこともなく矯正をすることが可能です。装置が見えるのに抵抗がある人におすすめです。
装着前 装着後(目立ちません)
関連するページ マウスピース矯正
2)矯正装置が取り外せます
従来の矯正装置のようなワイヤーを使用しないため、食事や歯みがきのときは取り外せます。
これまでの矯正装置は取り外しができないため、食べ物が装置にひっかかってしまって、食後の歯みがきは時間がかかり大変でした。インビザラインは取り外しができますので、歯みがきは今までと同じです。
装置(取り外しができます!)
3)ホワイトニングもできます
歯並びが良くなっても、歯が茶色かったり黄色かったりすると見た目にもよくありません。マウスピースの中にホワイトニング剤を入れることで、矯正治療中にホームホワイトニングもできます。
従来の矯正治療では、矯正治療後にホワイトニングをおこなう必要がありましたが、インビザラインは矯正治療と同時にホワイトニングをおこなうことができます。
ホワイトニングもできます
関連するページ ホワイトニング・歯のマニキュア
4)違和感が少ない
従来の矯正治療では、歯を動かすのにワイヤーを使用するため、どうしても違和感を感じてしまいました。特に舌側矯正(裏側からおこなう見えない矯正)は違和感が強く、話しにくいものでした。
インビザラインは、ワイヤーを使用しないため、装着時の違和感が従来の矯正装置よりも大幅に少なく、快適に治療をおこなうことができます。
違和感が少なく、治療の負担を軽減できます
関連するページ ワイヤー矯正 矯正装置の種類
5)従来の矯正治療と併用することもできます
大きく歯を整えるスペースが不足した場合、ワイヤーを使用した従来の矯正治療とインビザラインを併用して治療をおこなうこともできます。
歯を動かす治療は、従来の矯正治療にて治療をおこない、最後のきれいな歯並びを完成させるための仕上げにインビザラインを利用します。そうすることで、ワイヤーを利用した装置を早期に取り外すことができます。
●インビザラインと他の治療法との違い
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従来の矯正治療 |
舌側矯正
(裏側の矯正) |
インビザライン |
治療費用 |
普通 |
高い |
普通 |
矯正装置の装着感(違和感) |
悪い |
よい |
歯の清掃のしやすさ |
しにくい |
しやすい |
虫歯のなりやすさ |
なりやすい |
なりにくい |
見た目(外見) |
特によい |
よい |
適応症 |
限定される |
矯正装置の取り外し |
できない |
できる |
治療費用、矯正装着の装着感、歯の清掃のしやすさ、虫歯のなりやすさ、見た目、適応症は従来の矯正治療を普通とした時の比較です。
関連するページ マウスピース矯正と他の矯正方法との比較
●インビザラインと他のマウスピース矯正との比較
インビザラインは、最も実績があり、目立ちにくく、歯の型を1回しかとらなくてもよいというメリットがあります。その反面、治療費用(料金)がかかる、途中での虫歯の治療が困難(追加費用が別途かかります)というデメリットもあります。
|
インビザライン |
アクアシステム |
クリアアライナー
アソアライナー |
治療費 |
50〜100万円 |
20〜80万円 |
治療期間 |
数ヶ月〜2年 |
見た目(外見) |
最も目立ちにくい |
目立ちにくい |
最も目立ちにくい |
装置の交換 |
20〜40回 |
5〜10回 |
歯の型をとる回数 |
1回 |
矯正治療中の虫歯の治療 |
困難 |
可能 |
※治療費、治療期間等はおおよその目安です。
関連するページ マウスピース矯正の比較
●インビザラインの治療の流れ
1.ご相談(初診時)
お口の中を診査した後にご相談をお受けします。
治療内容、期間、費用等をご説明させていただきます。
ゆっくりお考えいただき矯正治療が必要と思われたら精密検査を受けていただきます。
ご相談だけでも構いません。お気軽にお問い合わせ、ご来院ください(電話番号:045-910-2277)。
2.精密検査
レントゲン写真、歯の型、写真をとります。
これらの結果を分析して正確な診断と治療方針を立てます。
3.検査結果のご説明
精密検査によって得られた診断をもとに、治療内容、期間、費用の詳細をご説明させていただきます。
十分ご納得いただいたうえで治療方針を決定させていただきます。
4.矯正治療の開始
装置の装着
1日20時間以上装着、2週間ごとにマウスピースの交換をおこないます。
3〜5週間ごとに通院をしていただき調整をおこないます。
ご希望があれば矯正治療と同時にホワイトニングをおこなうことも可能です。
治療期間
症状、年齢、治療方法により治療期間は異なりますが数ヶ月〜2年ほどです。
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1.歯の型をとります 2. コンピュータで計測します 3.トレーを作製します 4.トレーの完成
5.治療後の定期検査と処置(保定)
治療を終えてからかみ合わせが安定するまで、歯が動かないように装置(リテーナー)を使用します。
定期的に虫歯や歯周病の予防処置をさせていただきます。
6.治療の終了
関連するページ マウスピース矯正の治療例
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治療費
矯正歯科治療の費用は健康保険が適用されるごく一部の疾患を除いて、健康保険外診療となります。患者様一人ひとりの症状、年齢に応じて治療の内容や期間は異なり、治療費用も変わります。治療開始前に全体的な費用、お支払い方法について、詳しくご説明させていただきます。
インビザラインのみの治療費用
治療費内容 |
治療費(税込み) |
精密検査・診断料 |
3万円 |
インビザラインによる矯正治療費(片あご) |
50万〜60万円 |
インビザラインによる矯正治療費(両あご) |
80万〜100万円 |
調整料(1回あたり) |
4000円 |
インビザラインと他の治療と併用したときの治療費用
治療費内容 |
追加治療費(税込み) |
歯と歯の間のスペースが不足し、床矯正装置を使用 |
なし |
大きく歯を整えるスペースが不足し、ワイヤーを使用した従来の矯正治療を先におこなう場合 |
なし |
ホワイトニング(希望された場合のみ) |
6000円 |
※通常の矯正治療の治療費につきましては「矯正治療費(費用)」のページをご覧ください。
※クレッジトカードによるお支払いも可能です。(診療のご案内)
※領収書は医療費控除にご活用ください。(医療費控除について)
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
交通アクセス・駐車場案内図(横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方)
青葉区・宮前区からのご来院(横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方)
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