骨粗鬆症と歯科

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は歯の健康にも影響します。骨粗鬆症になると歯を支える骨(歯槽骨)が弱くなり歯周病が重症化しやすくなります。また、治療薬の副作用によってあごの骨が腐る(顎骨壊死)ことがあります。



骨粗鬆症と歯周病

骨粗鬆症は、歯を支える骨をスカスカにして、歯周病にかかりやすく重症化しやすい傾向があります。歯周病によって歯を失うと、かむ能力が低下して消化吸収の低下や栄養不足を招き、骨粗鬆症の症状を悪化させることがあります。

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骨粗鬆症と顎骨壊死

骨粗鬆症の治療薬によりあごの骨が腐ることがあります。あごの骨が腐る原因としては、抜歯やインプラントなどの外科治療、口内の汚れ、合わない入れ歯の使用などです。

あごの骨が腐ると、口内の細菌による感染が起こり、痛み、腫れ、歯がグラグラするなどの症状があらわれ、骨の切除などの治療が必要となることがあります。

痛み

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骨粗鬆症とお口のケア

骨粗鬆症の治療を受けている場合は歯周病や顎骨壊死の予防のためにでも、毎日のしっかりしたお口のケアが重要となります。歯科医院での定期的な検診や歯のクリーニングも欠かせません。

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歯科医師への相談

骨粗鬆症の治療を受けている場合は、歯科治療を受ける前に歯科医師に相談することが重要となります。特にビスホスホネート製剤を使用している場合は、顎骨壊死の発症に影響することがあるので、必ず歯科医師に相談するようにしてください。

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管理栄養士への相談

骨粗鬆症の予防や治療に重要な役割を果たすのが、管理栄養士による栄養指導です。カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなどをバランス良く摂取することが重要であり、管理栄養士はこれらを効率的に摂るための食事プランやレシピを提案させていただきます。

乳製品

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当クリニックでは、骨粗鬆症の方の歯科治療に対応しています。また、歯科医師、歯科衛生士だけでなく薬剤師、管理栄養士が在籍しています。ご不明な点等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。



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