小児の睡眠時無呼吸症候群の症状は、大人とは大きく異なります。また、小児は自ら自覚症状を訴えることもありません。そのため、小児が睡眠時無呼吸症候群にかかっていても、気付いていないことがほとんどです。

小児の睡眠時無呼吸の発生頻度については、日本ではほとんど調査されていませんが、海外では発生率は１〜３％にもなると報告されています。

	小児	大人
有病率	１〜３％	男性４％　女性２％
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発症のピーク	就学前の幼児	５５〜６５歳
男女差	なし	男性に多い
	関連するページ　女性の睡眠時無呼吸症候群　小児の睡眠時無呼吸症候群 Ｑ＆Ａ
原因	アデノイド・扁桃肥大　　肥満なし	顔面形態　　肥満
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成長障害	半数近くにみられる	なし
昼間の眠気	少ない	多い
睡眠構築 （睡眠の特徴）	正常のことが多い	深い睡眠、レム睡眠の減少
	関連するページ　睡眠のメカニズム（レム睡眠とノンレム睡眠）
呼吸	繰り返される無呼吸、低呼吸 陥没呼吸を伴う無呼吸 長時間続く低換気	繰り返される無呼吸、低呼吸
覚醒反応	伴うのは無呼吸の半数未満	ほとんどの無呼吸終了時に発現
治療	外科手術、まれにＣＰＡＰ	ＣＰＡＰ　　外科手術 スリープスプリント
	関連するページ　ＣＰＡＰ　スリープスプリント　外科手術

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