◆おすすめフランスの焼き菓子

Galette des Rois

ガレットデロワとはフランス語で「王様のお菓子」という意味を持ち、キリスト教の公現節(=1/6のエピファニー)〔イエスの誕生を祝福するため東方の三博士が訪れた日〕に食べられる伝統的な新年のお菓子です。そして、パイの中に１つだけフェーブという陶器が入っています。

カヌレは誕生秘話がいくつもあり、ボルドー地方の修道院で生まれた古いお菓子です。外はこげ茶色でカリカリで、中身は卵色でしっとりもっちりしたのが特徴だと思います。

16世紀にフィレンツェの名家メディチ家のカトリーヌ・ド・メディシスがフランス王アンリ2世のもとに嫁ぎ、伝えたと言うアーモンドプードルと粉砂糖と卵白で出来たシンプルなお菓子。その後フランス各地でマカロンは作られ、地方により形や食感も様々に違うものが出来る。

ブリオッシュ生地にレーズンなど入れて、上にはアーモンドがのった独特の形をしたクグロフ型で焼き上げた、アルザス地方に古くから伝わるお菓子です。18世紀、フランスの王妃マリー・アントワネットが好んだお菓子。

今またひそかにプリンブーム到来(？)。歴史的なものは別にして、素朴系、進化系とあれこれ食べてみたいですね。