医療依存度の高いお子さん(医療的ケア児)の歯科的問題 横浜・中川駅前歯科クリニック
医療技術の進歩によって、人工呼吸器、経管栄養といった高度な医療を常時必要とするお子さん(医療的ケア児)は急増しています。2005年から2015年までの10年間で2倍も増加しており、歯科でも対応が求められています。

医療依存度の高いお子さんの歯科的問題と対処方法としては、下記があげられます。



●感覚過敏

早産、低体重で生まれたお子さんは、口唇や口内の感覚過敏が強い傾向にあります。特に医療依存度の高いお子さんは、生命の維持が最優先となり、口唇や口内の感覚過敏が残ったまま自宅や施設で生活することがあります。

感覚過敏のために口唇や口の中を触られることを嫌がるお子さんも多く、歯みがきが不十分となり、口内の汚れ、歯肉の腫れの原因となります。感覚過敏を軽減していくためのリハビリテーション(脱感作)が必要となります。

保育器

関連するページ  医療依存度の高いお子さん(医療的ケア児)の歯科治療  歯みがきのコツ



動揺歯(グラグラした歯)

5〜12歳頃は、乳歯から永久歯に生え変わる時期です。医療依存度の高いお子さんは、抜けた乳歯を誤って飲み込んでしまったり(誤飲)、乳歯が肺に入ってしまう(誤嚥)こともあり、大きな問題となることもあります。

定期的に口内のチェックをおこなうことで、グラグラした歯の対処をおこなっていきます。

歯の生え変わり

関連するページ  抜歯が必要な乳歯



●歯列不正、歯周病(歯肉炎)

生まれたときからの病気や発達の遅れから、歯が生えてくるのが遅かったり、歯の本数が少ないことがあります。てんかん、脳性麻痺をもつ場合は、歯ぎしりによって歯が削れてしまうこともあります。また、抗てんかん薬の服用は、歯肉が腫れる原因にもなります。

歯列不正は食べかすや汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病(歯肉炎)の原因となります。毎日の歯みがきをしっかりおこなうほか、定期的に歯科医師、歯科衛生士による歯のクリーニング(清掃)をおこなうなどして、口内の清潔にしていきます。

歯ブラシ

関連するページ  歯ぎしり  子供の歯周病(歯肉炎)



●ドライマウス(口腔乾燥症)

食べたり、飲み込む機能の障害(摂食嚥下障害)による唾液の減少、歯列不正や開口による口内の乾燥があります。

口内が乾燥すると、口内の汚れ、細菌の繁殖、口臭の原因となるほか、医療依存度の高いお子さんは口内の細菌が肺に入りやすく、誤嚥性肺炎をおこしやすい傾向にあります。また、虫歯の発生、歯肉の腫れの原因にもなります。

口周囲の筋肉のトレーニングをおこなうなどして、ドライマウスを改善していきます。

関連するページ  ドライマウス(口腔乾燥症)  摂食嚥下障害  誤嚥性肺炎


当クリニックでは、医療依存度の高いお子さんの歯科治療に対応させて頂いております。また、神奈川県立こども医療センター(登録医療機関)、横浜市立大学附属市民総合医療センター(同)、横浜市歯科保健医療センター(在宅療養連携登録医)等の医療機関と連携をおこなっています。ご不明な点等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。



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