ADHDとは

ADHD(注意欠如・多動症)は発達障害の一つで、成人の3~4%にみられるとされています。

目的のない動きをする、感情が不安定になりやすい、過度なおしゃべりや不用意な発言、注意を持続するのが難しい、片づけが苦手、忘れ物が多いなどの特徴があります。成人のADHDは本人も気付かず、8割が診断されていないとの報告もあります。

当クリニックではADHDの方の歯科治療に対応しています。歯とお口の健康、歯科治療について、ご不明な点等がありましたらお気軽にご相談ください。

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慢性疼痛とADHD

3ヶ月以上続く痛みを「慢性疼痛」といい、腰痛、口腔顔面痛(歯、歯肉、舌、口内の粘膜、あご、顔の痛み)など、国内には2000万人以上の患者さんがいるとされています。

ADHDは脳の機能障害により痛みを感じやすいために慢性疼痛をおこしやすく、長期間の痛みによって心身ともに疲れ、不眠、うつ病、不安障害などを併存している割合が高いとされています。

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ADHDと舌痛症、顎関節症、口腔顔面痛

ADHDは舌痛症、顎関節症を含む口腔顔面痛(歯、歯肉、舌、口内の粘膜、あご、顔の痛み)を発症する割合が高く、腰痛、片頭痛、線維筋痛症、関節リウマチ、過敏性腸症候群、セリアック病など、慢性疼痛を症状とする病気を併存する割合も高いとされています。

難治性の口腔顔面痛の83%にADHDが併存していて、ADHD治療薬を服用すると75%が症状が改善したという研究データもあります。また、難治性の舌痛症を精神科に紹介したところADHDと診断され、ADHD治療薬の服用によって舌の痛みが改善したとの研究報告もあります。



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医科歯科連携診療

ADHDは18歳未満であれば小児科、18歳以上であれば精神科、心療内科で診断、治療をおこないます。難治性の口腔顔面痛(歯、歯肉、舌、口内の粘膜、あご、顔の痛み)はこれらの診療科と歯科が連携して診療をおこなうことにより症状が改善することもあります。

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