口腔カンジダ症 Q&A 横浜・中川駅前歯科クリニック

Q.口腔カンジダ症とはどのような病気ですか?

A.
カンジダという細菌によって口の中に引きおこされる感染症です。全身の病気や疲れなど、抵抗力が落ちているときに発症しやすい傾向にあります。

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Q.口腔カンジダ症はめずらしい病気ですか?

A.
決してめずらしい病気ではありません。もともとカンジダは成人の40〜50%にいます。



Q.口腔カンジダ症になると、どのような症状がありますか?

A.
口の中がヒリヒリ痛む、灼熱感、食べ物を口にしたときに痛む(接触痛)、舌が痛い(舌痛症)、食べ物の味を感じにくい(味覚障害)、口臭、口の中が苦い、しょっぱいなどの症状があります。

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Q.口腔カンジダ症の発症要因は何ですか?

A.
喘息による吸入ステロイド薬の使用、がん治療による抗がん剤や放射線治療糖尿病妊娠、高齢、寝たきり、疲れ、睡眠不足などで、体力や抵抗力が落ちているときに発症しやすい傾向にあります。口の中の汚れ、ドライマウス(口腔乾燥症)、入れ歯入れ歯を使用している人も発症しやすい傾向にあります。

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Q.10代女性、喘息があります。吸入ステロイドを最近になって使用を始めましたが舌がしびれてきました。口腔カンジダ症でしょうか?

A.
口腔カンジダ症の可能性が高いと思われます。喘息の吸入ステロイドを原因として口腔カンジダ症を発症する方は多いです。

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Q.口腔カンジダ症は何科で治療をおこなってますか?

A.
一部の歯科、口腔外科、耳鼻咽喉科などで治療をおこなっています。



Q.中川駅前歯科クリニックでは治療をおこなっていますか?

A.
おこなっています。



Q.受診の際は予約したほうがよいでしょうか?

A.緊急でなければ、電話(045-910-2277)にてご予約をお願いいたします。



Q.エイズ(後天性免疫不全症候群)と関係があると聞いたのですが。

A.
HIV(エイズウイルス)感染の初期にあらわれる症状として、口腔カンジダ症があります。



Q.30代男性です。風俗店に行った後に舌がヒリヒリします。エイズウイルスに感染していないか心配です。

A.口腔カンジダ症の可能性が高いと思われます。エイズウイルスの感染が心配であれば保健所で匿名、無料の検査をおこなっていますので、検査をお受けになるのがよいかと思います。

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Q.性器カンジダ症(膣カンジダ症)と関係はありますか?

A.口と性器の接触により口腔カンジダ症を発症することもあります。



Q.性的接触の後に口腔カンジダ症を発症する人は多いのでしょうか?

A.調査されたことがなく多いかは分かりませんが、当クリニックには月に何名かの方が来院されています。



Q.家族(子供)に感染しますか?

A.
感染することもあります。ただし、多くの場合は感染しても発症せず問題はありません。



Q.食道、腸、肺のカンジダと関係はありますか?

A.これまで口腔カンジダ症は全身のカンジダ症と関係はないと考えられていましたが、現在では関係があるとされています。口の中のカンジダが増えると、食道、腸、肺のカンジダも増えやすくなります。



Q.50代女性です。1年以上前から口の中に白いできものがあります。口腔カンジダ症でしょうか?

A.
口腔カンジダ症の可能性は低く、口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)、白板症(はくばんしょう)などの可能性があります。

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Q.70代男性です。耳鼻咽喉科で薬を処方してもらっていますが口腔カンジダ症が一向に治りません。

A.
口内の汚れ、歯周病、入れ歯の手入れ方法、ドライマウスなども口腔カンジダ症に関係していますので、かかりつけの歯科にもご相談、治療をされるのがよいかと思います。



Q.30代女性です。口の中に白いできものはありませんがヒリヒリします。口腔カンジダ症でしょうか?

A.
ヒリヒリする原因として、赤い口腔カンジダ症や口内炎(アフタ性口内炎)などがあります。

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Q.20代女性です。下唇に円形の白いものがいくつかできました。口腔カンジダ症でしょうか?

A.
梅毒の可能性があります。梅毒患者は急増しており2022年に年間感染者数が1万人を超え、最も多いのが20代女性です。

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Q.20代女性です。口腔カンジダ症と膣カンジダ症を同時に発症しました。何科に受診したらよいでしょうか?

A.
口腔カンジダ症は歯科、口腔外科、耳鼻咽喉科、膣カンジダ症は婦人科、皮膚科に受診されるのが望ましいのですが、2つのカンジダに効果のある薬もありますので、まずは一つの診療科で治療をおこなうのも方法です。



Q.口腔カンジダ症は見た目でわかりますか?

A.
見た目で分からない口腔カンジダ症も多くあります。ある歯科大学病院がおこなった調査では、見た目でわかる口腔カンジダ症は半数以下だったとのことです。



Q.口角が痛みます。カンジダが原因ですか?

A.
可能性はあります。口角炎の原因の一つとしてカンジダがあります。

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Q.口腔カンジダ症はがんになると聞きました。

A.
その通りです。肥厚性カンジダ症患者の15%に組織の異常がみられ、さらにその10%に口腔がんが発症したとの研究報告もあり、WHO(世界保健機関)はがんを発症させることのある病気(口腔潜在的悪性疾患)の一つとしています。

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Q.口の中にカンジダがいるかを調べることはできますか?

A.できます。当クリニックを含む一部の医療機関でおこなっています。



Q.カンジダの検査は簡単にできますか

A.
簡単にできます。綿棒で舌や頬の粘膜をこすりつけて検体を採取します。検体を培養して、数日後にカンジダがいるかを判定します。



Q.カンジダの検査結果を電話で教えてもらうことはできますか

A.
患者様本人の確認が取れないため、個人情報保護法、守秘義務(刑法第134条)の点から、電話で検査結果をお知らせすることはできません。



Q.治療ではどのようなことをおこないますか?

A.
口の中や入れ歯の清掃、薬の使用、ドライマウスの治療などをおこなっていきます。

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Q.口腔カンジダ症の市販薬はありますか?

A.
ありません。医療機関での処方となります。



Q.がん終末期の家族がいます。自宅で口腔カンジダ症の治療を受けることはできますか?

A.
はい、できます。歯科医師がご自宅にお伺いして、ご家族の方の口腔ケア、薬の処方などの口腔カンジダ症治療をおこなうことができます。

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Q.症状はありませんが、口腔カンジダ症の治療は必要ですか?

A.
カンジダが口の中にいても症状がなければ、多くの場合において治療をおこなう必要はありません。



Q.口腔カンジダ症は自然に治ることはありますか?

A.
あります。



Q.どのくらいの期間で治りますか?

A.
多くは1〜2ヶ月で治ります。長い場合は半年ほどかかります。



Q.口腔カンジダ症が再発することはありますか?

A.
あります。疲れ、ストレス、睡眠不足などによる免疫の低下、ステロイド剤の使用、口内の汚れなどを原因として再発することはあります。



Q.口腔カンジダ症の薬はどれがおすすめですか?

A.特におすすめする薬はなく、症状に合わせて処方をさせていただいております。



Q.口腔カンジダ症の薬を使用したら、かえってヒリヒリ感や灼熱感が増してきました。薬が合わないのでしょうか?

A.炎症がひどいと、ヒリヒリ感や灼熱感が増すことがありますが、問題はありません。痛みが強くてどうしても薬が使えない場合は、一度炎症を抑えた後に再度使用します。一度ご相談ください。



Q.受診前にメールで相談することはできますか?

A.メールにてご相談をお受けしています。お気軽にご相談ください。



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