Q.糖尿病になって3年です。歯科治療は難しいと聞いたことがあるのですが、できますか?
A.糖尿病の患者さんでも、歯科治療はごく普通にできます。ただし、血糖値のコントロールが悪いときは、感染予防の点から治療に制限が生じます。
血糖コントロールが大切です
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Q.毎日、インスリン注射を打っていても歯科治療を受けることはできますか?
A.血糖値のコントロールが良好であれば、問題なく歯科治療を受けることができます。
Q.糖尿病だけでなく、高血圧もあります。歯科治療は大丈夫ですか?
A.糖尿病の方は様々な合併症をもっていますが、血糖値のコントロールが良好であれば大丈夫です。
Q.受診の際に糖尿病であることを伝えたほうがよいでしょうか?
A.感染予防などの処置をおこなうことがあるため、必ず伝えるようにしてください。ヘモグロビンA1cの値、高血圧などの他の病気もあれば、あわせて伝えるようにしてください。
Q.受診時に気を付けることはありますか?
A.空腹時は避け、体調のよいときに受診してください。
Q.糖尿病になると歯周病になりやすいのでしょうか?
A.糖尿病になると歯周病になりやすく、症状も重症化しやすい傾向にあります。そのため、歯周病は糖尿病の合併症の一つとなっています。
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Q.糖尿病は歯周病の症状を悪化させますか?
A.糖尿病の症状が悪化すると、歯周病の症状も悪化します。逆に糖尿病の症状が改善すると、歯周病の症状も改善します。
Q.歯周病の治療をおこなうと糖尿病の症状は改善しますか?
A.改善することがあります。最近の研究により、歯周病の治療によってヘモグロビンA1cが0.5〜0.9%改善されることが報告されています。
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Q.歯周病予防のために、歯のクリーニングは間隔を短くしたほうがよいのでしょうか?
A.特に短くする必要はありません。ただし、糖尿病の患者さんは歯周病が進みやすく、重症化しやすいため、症状に応じて3〜6ヶ月ごとの歯のクリーニングはおこなうようにしてください。
歯のクリーニング
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Q.糖尿病でもリグロスによる歯周病の再生治療を受けることはできますか?
A.できます。お気軽にご相談ください。
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Q.中川駅前歯科クリニックでは、糖尿病の栄養相談をおこなっていますか?
A.当クリニックでは管理栄養士が在籍し、糖尿病の方の栄養相談をおこなっています。お気軽にご相談ください。
関連するページ 栄養指導(栄養相談) 栄養指導 Q&A 糖尿病の食事療法
Q.中川駅前歯科クリニックでは、糖尿病の薬の相談をおこなっていますか?
A.当クリニックには薬剤師が在籍し、糖尿病の方の薬の相談をおこなっています。お気軽にご相談ください。
関連するページ 服薬指導(服薬相談) 服薬指導(服薬相談) Q&A
Q.糖尿病になると口が渇くのは、薬の副作用でしょうか?
A.薬の影響もありますが、糖尿病になると体内の水分が減り、口内は脱水状態となり渇きます。
口が渇きやすくなります
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Q.ドライマウス(口腔乾燥症)の治療は何科でおこなっていますか?
A.ごく一部の歯科、耳鼻咽喉科でおこなっています。当クリニックでも治療をおこなっていますので、お気軽にご相談ください。
Q.糖尿病になると虫歯ができやすくなりますか?
A.糖尿病になると、口の中が渇き、唾液が減少することにより虫歯菌は繁殖して、虫歯になりやすくなります。また、糖尿病にかかっている人は、虫歯になりやすい食生活であることが多くみられます。
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Q.40代、女性です。口臭が気になります。糖尿病は口臭の原因になりますか?
A.口臭の原因になります。口臭の原因として、歯周病、虫歯、ドライマウスがあり、糖尿病の人はこれらの病気を合併しやすい傾向にあります。
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Q.歯科治療時に使用する麻酔は大丈夫ですか?
A.麻酔(エピネフリン含有)をおこなうと、一時的に血糖値が上がることがありますが、血糖コントロールが良好であれば問題はありません。
Q.抜歯やインプラント手術をおこなうときの血糖値の基準はありますか?
A.ヘモグロビンA1cが7%未満であれば、おおむね抜歯やインプラント手術はできるとされています。
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Q.抜歯するときに何か問題はありますか?
A.抜歯後に感染しやすいので注意が必要となります。
Q.ヘモグロビンA1cが10.5です。歯が痛むのですが抜歯してもらえますか?
A.可能であれば痛みを軽くする応急処置をおこない、ヘモグロビンA1cが改善してから抜歯をされるのがよいかと思います。
Q.太ると睡眠時無呼吸症候群を発症しやすくなるのはなぜですか?
A.肥満傾向があると、首や舌にも余計な肉がつき、気道が狭くなります。その結果、気道が塞がれ、睡眠中に呼吸が止まる病気「睡眠時無呼吸症候群」を発症しやすくなります。
糖尿病にかかっている人は、高い割合で無呼吸がみられます。
肥満も睡眠時無呼吸症候群の一因
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Q.糖尿病になると、なぜ味覚障害がおきることがあるのですか?
A.糖尿病による末梢神経障害やドライマウスにより、味を感じにくくなります。また、唾液中にブドウ糖が排出されることにより、甘みを感じにくくなることかあります。
味覚障害をおこすことがあります
関連するページ 味覚障害
Q.味覚障害の治療は何科でおこなっていますか?
A.ごく一部の耳鼻咽喉科、歯科、口腔外科でおこなっています。当クリニックでもおこなっていますので、お気軽にご相談ください。
当クニックは日本歯周病学会、日本糖尿病協会に所属する歯科医師が在籍しています。また、横浜市医師会、横浜市歯科医師会がおこなう「横浜市糖尿病医科歯科連携」の登録医に認定されています。
当クリニックでは管理栄養士が在籍し、糖尿病の方の栄養相談、食事相談をおこなっています。お気軽にご相談ください。
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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