スポーツ選手と虫歯、酸蝕症

スポーツ選手は、虫歯や歯が溶ける病気・酸蝕症になりやすい傾向にあります。虫歯の本数が多いだけでなく、忙しさのため虫歯を治療せずに放置しているスポーツ選手も多くいます。

虫歯の多さや虫歯の放置は、歯が痛くて集中できない、よくかめないので力が入らないなど、競技成績に悪影響を及ぼすこともあるので注意が必要となります。

スポーツ選手は酸蝕症にもなりやすく、2012年に開催されたロンドンオリンピックでは、選手の45%に酸蝕症がみられたとの報告されています。酸蝕症の症状が進むと、かみ合わせが悪くなったり、歯がしみたり、痛みが生じたりします。


スポーツ選手と虫歯、酸蝕症

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スポーツドリンク
運動部に所属する小学生、中高生の間で、スポーツドリンクは広く飲まれています。しかしながら、スポーツドリンクは水分吸収の速さとしては水よりも遅いだけでなく、ジュース並みに砂糖が入っていることが多く、摂取機会が多いと虫歯の原因にもなります。また、スポーツドリンクは酸性のため、摂取機会が多いと酸蝕症の原因になります。

可能であれば、水やカフェインの入っていない無糖の飲料で、水分補給をおこなうようにしましょう。

水分補給

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捕食、間食
水泳、ランニング、サッカー、バスケットボールなど、競技の種類によってはカロリーを多く摂取しなけらばならず、通常の食事に加えて捕食、間食が必要となることがあります。捕食や間食の回数が多いと、虫歯になりやすくなるだけでなく、口の中が酸性になる時間が多くなり、酸蝕症の原因にもなります。

捕食や間食の回数はなるべく少なくして、だらだら食べず、時間を決めて摂るようにしましょう。



脱水、口腔乾燥
スポーツによる発汗が続くと、脱水となります。脱水になると、唾液の分泌が減り、口の中は乾燥、細菌が繁殖しやすくなり、虫歯になりやすくなります。

水分補給としてスポーツドリンクや清涼飲料水を飲みすぎると、急性の糖尿病を引きおこして口の中がかえって渇くことになるので注意が必要です。口の渇きは、さらにスポーツドリンクや清涼飲料水を飲むことにつながり、症状が進むと吐き気、多尿、倦怠感などがおきます。最悪の場合は死に至ることもあります。

これをペットボトル症候群といい、聖マリアンナ医科大学の研究チームが若い人に多いことから気が付き、1992年に学会で発表、命名しました。

ジョギング

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歯みがき
スポーツ選手だけでなく、運動部に所属する中学生、高校生の中には、スポーツや部活動が終わり帰宅すると、疲れ果てて歯みがきをせずに寝てしまう人もいます。また、歯みがきをしていても、疲れているために疎かになりやすい傾向があります。

歯みがきは、たった3〜5分で終わります。特に就寝中は最も虫歯になりやすいですので、就寝前は必ず歯をみがくようにしましょう。

歯磨き

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プール(水泳競技選手)
1980年代から各国より水泳選手の酸蝕症が報告されています。水泳競技の選手は塩素で消毒された水中にいる時間が長く、また疲労回復のために酸っぱいものやフルーツを多く取り入れる傾向があり、酸蝕症になりやすいとされています。

水泳



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