低栄養とは

低栄養とは、人が生きていくために必要な栄養をとれていない状態をいいます。自覚症状がないことが多いものの、厚生労働省の調査では2割もの高齢者が低栄養とされています。

低栄養は筋力の減少、活動量の減少、要介護、寝たきりにつながるため、早い時期での対策が必要となります。低栄養は食事の改善、歯科治療などにより改善させることが可能です。


低栄養になりやすい人
食べ物の好き嫌いが多い/歯の状態が悪い/口内が汚れている/高齢者だけの2人暮らし、もしくは1人暮らし/がん、呼吸器系の病気などの治療をおこなっている/糖尿病腎臓病などで食事療法をおこなっている/うつや認知機能の低下

食事


低栄養によっておこること
気力の低下/認知機能の低下(認知症)/免疫力、体力の低下/病気にかかりやすい/筋肉量や筋力の低下(フレイル、サルコペニア)/骨量減少/骨折の危険増加

低栄養

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歯科でおこなう低栄養の改善

中川駅前歯科クリニックでは、管理栄養士、薬剤師、歯科医師、歯科衛生士が在籍して、低栄養の改善をおこなっています。ご来院の際にお気軽にご相談ください。


1)栄養相談・指導
管理栄養士が食事の相談や食事内容の提案させていただきます。何をどのくらい食べればよいのかなど、年齢、健康状態に合わせた料理や献立をもとに、食べ方や調理方法の工夫についてお話しさせていただきます。ちょっとした食に関するご相談もお受けしています。

食事

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2)服薬相談・指導
副作用により食欲不振、口の渇き(ドライマウス)、飲み込み障害(嚥下障害)、味覚障害を引きおこす薬も多くあります。薬剤師が服用している薬のご相談をお受けしたり、薬の変更提案などをさせていただきます。

相談

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3)摂食嚥下訓練
食べ物が食べにくい(摂食障害)、飲み込みにくい(嚥下障害)ときは、歯科医師や歯科衛生士らによる訓練により、食べる機能や飲み込む機能の維持、改善をはかっていきます。

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4)歯科治療
虫歯や歯周病の治療をしていない、多数の歯がないものの入れ歯を使用していないなどがあると、十分な栄養をとることができず、低栄養になります。歯科治療をしっかりおこない、食べる機能を回復していくことも大切です。

入れ歯

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5)口腔ケア(歯のクリーニング)
口内が汚れていると食べる機能は低下して、低栄養の原因となります。定期的に歯科医院で歯のクリーニングをおこない、口内をきれいにしていきます。歯科医院に通院できないときは、歯科治療も含めて自宅でおこなうことができます(訪問歯科診療)。

歯科衛生士

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※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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