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糖尿病と歯科
      
      糖尿病にかかると、虫歯、歯周病、ドライマウス、口臭など口内の病気も発症しやすくなります。病気の連鎖を防ぐためにも、糖尿病の患者さんは糖尿病の治療だけでなく、歯科治療もしっかりおこなうことが重要となります。
      
      
 
      
      
      
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虫歯
      糖尿病は唾液を減少させます。唾液の減少は虫歯菌を繁殖させ、虫歯になりやすくなります。また、糖尿病にかかっている人は、虫歯になりやすい食生活であることが多くみられます。
      
      糖尿病の患者さんは毎日のしっかりした歯みがき、虫歯にならないような食生活、定期的な歯科医院での虫歯予防をおこなう必要があります。
      
      
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      ●歯周病
      
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      ●歯周病
      歯周病は糖尿病の合併症の一つです。歯周病の症状が悪化すると糖尿病の症状も悪化します。逆に歯周病の治療をおこなうと、糖尿病の症状も改善することもあります。
      
      糖尿病の患者さんは歯周病の有病率が高く、歯周病が重症化しやすい傾向にあります。歯周病の治療をおこなうのはもちろんのこと、定期的に歯のクリーニング(PMTC)をおこなうなどして、歯周病の予防をはかる必要があります。
      
      
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ドライマウス(口腔乾燥症)
      糖尿病にかかると多量の糖が血液中や尿に移行して、尿量が多くなり、体内の水分を減らします。口の中は脱水症状となり、ドライマウスが引きおこされます。
      
      
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      ●インプラント手術、抜歯
      
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      ●インプラント手術、抜歯
      糖尿病にかかると免疫力が下がるため、インプラント手術後や抜歯後に感染しやすかったり、傷の治りが遅くなったりします。血糖コントロールをおこない、感染予防に注意して治療をおこっていきます。
      
      
血糖コントロールの目標
      
        
          
            | 目標 | 血統正常化を 目指す際の目標
 | 合併症予防の ための目標
 | 治療強化が困難 な際の目標
 | 
          
            | HbA1c(%) | 6.0未満 | 7.0未満 | 8.0未満 | 
        
      
      ※糖尿病診療ガイドライン2016(日本糖尿病学会)
      
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      ●いびき、睡眠時無呼吸症候群
      睡眠中に呼吸が止まる病気「睡眠時無呼吸症候群」は、国内に300万人以上もの患者がいます。原因の一つとして肥満が挙げられ、糖尿病の患者さんに多い病気となっています。
      
      
 関連するページ  いびき・睡眠時無呼吸症候群  肥満といびき
      
      
      
      ●味覚障害
      
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      ●味覚障害
      糖尿病による末梢神経障害、口の渇き(ドライマウス)により、味を感じにくくなります。また、唾液中にブドウ糖が排出されることにより、甘みを感じにくくなることかあります。
      
      血糖値のコントロールが不良のときに味覚障害がおき、良好のときは味覚障害はおきない傾向にあります。
      
      
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口臭
      糖尿病の患者さんの息は、甘酸っぱいにおいのアセトン臭やケトン臭がすることがあります。また、虫歯、歯周病、ドライマウスにより、口の中の細菌が増加して臭うこともあります。
      
      
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口腔カンジダ症
      糖尿病の患者さんは、口腔カンジダ症を発症しやすく、血糖値のコントロールが不良な人ほど口腔カンジダ症を発症しやすい傾向にあります。口腔カンジダ症を発症すると、口内の痛みや味覚障害を生じることがあります
。
      
      
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      当クニックは日本歯周病学会、日本糖尿病協会に所属する歯科医師が在籍しています。また、横浜市医師会、横浜市歯科医師会がおこなう「横浜市糖尿病医科歯科連携」の登録医に認定されています。
      
      当クリニックでは管理栄養士が在籍し、糖尿病の方の栄養相談、食事相談をおこなっています。お気軽にご相談ください。
      
      
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