Q.歯周病とは何ですか?
A.歯肉に炎症がおき、歯を支える骨(歯槽骨)が壊されていく病気のことをいいます。
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Q.子供でも歯周病になるのでしょうか?
A.大人に比べると症状は軽い傾向にありますが、子供でも歯周病になります。
Q.子供の歯周病の原因は何ですか?
A.子供の歯周病の原因として最も多いのは、不十分な歯みがきです。そのほかに、軟らかい食品や糖分を多く含んだ食品を多く摂取する食生活、歯列不正、口呼吸などがあげられます。
清掃不良(左)、歯列不正(右)による歯肉炎
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なぜ歯周病になるの? かむ回数が増える食事をしましょう! 食べ物のかむ回数
Q.歯科医院で歯みがきの方法を教えてもらうことはできますか?
A.はい、できます。お気軽にご相談ください。
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Q.いつも口をぽかんと開けて、口呼吸しています。口呼吸はなぜ歯周病の原因になるのでしょうか?
A.口呼吸をすることにより、口の中が乾き、汚れがたまりやすくなります。また、唾液の抗菌効果が低下して、細菌の活動が活発になります。その結果、歯周病を発症します。
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Q.どのくらいの子供が、歯周病にかかっているのでしょうか?
A.厚生労働省の調査によると、子供の2人に1人が歯周病にかかっています。また、4人に1人は歯周病の原因となる歯石がついています。
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Q.子供でも歯石を取ってもらったほうがいいでしょうか?
A.歯石がついていると口の中は汚れ、歯周病や口臭の原因になります。定期的(年2〜4回)に歯科医院で歯石を取ってもらうのがよいでしょう。
歯石の除去
Q.保健所の3歳児健診で、歯石がついていると指摘されました。歯石を取るのは健康保険がききますか?
A.健康保険が適応されます。
Q.奥歯の永久歯が生えてくるときに歯肉が腫れます。大丈夫でしょうか?
A.一時的な歯肉の腫れですので、問題はないと思われます。腫れが長引いたり、痛みが強い場合は、歯科医院で診てもらうのがよいかと思います。
Q.子供の歯周病の症状には、どのようなものがありますか?
A.歯肉が腫れたり、ムズムズしたり、出血したり、口が臭いといった症状があります。自覚症状がないお子さんが多い傾向にあります。
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Q.歯周病は遺伝しますか?
A.歯周病のなかには遺伝によるものもありますが、発症率は低く、0.05〜0.1%とされています。一般的な歯周病には遺伝はないとされています。
極めて稀ですが、遺伝性の歯周病もあります
Q.遺伝による歯周病はどのような歯周病ですか?
A.若年性歯周炎(侵襲性歯周炎)といい、10〜30歳代で発症し、急速に症状が進行していきます。特定の歯周病菌の感染、白血球の機能低下も原因の一つと考えられています。
Q.歯周病菌は子供にうつりますか?
A.歯周病菌の原因となる細菌はたくさんいますので、子供にうつる可能性はあります。ただし、うつったとしても歯周病を発症するわけではありません。
歯周ポケット内の細菌
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Q.歯周病にかかりやすい食べ物はありますか?
A.歯に歯石や歯垢(しこう、プラーク)がつくと、歯周病にかかりやすくなります。歯垢ができやすい食べ物としては、粘着性の高い食べ物があります。また、糖分が多い食べ物も歯垢をつくる細菌の活動を手助けしてしまいます。
粘着性、糖分の多い食べ物は、歯に汚れがつきやすい傾向があります
Q.歯周病の予防や治療は、どのようにすればよいのでしょうか?
A.毎日歯をしっかりみがき、定期的(年2〜4回)に歯科医院で日常の歯みがきで取りきれなかった汚れ(歯垢)や歯石を取ってもらうことです。
歯のクリーニング
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Q.歯周病は治りますか?
A.歯肉の腫れ程度の軽い歯周病(歯肉炎)であれば治りますが、進行すると完治させることは難しくなります。
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