Q.金属アレルギーとは何ですか?
A.銀歯、指輪、ネックレスなどの金属製品の装着、日用品、食物のなど金属に接触や摂取することで、顔や全身に湿疹、腫れなどの症状を発症するアレルギーです。
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Q.なぜ金属アレルギーになるのでしょうか?
A.金属から溶け出た金属イオンが、皮膚や粘膜のたんぱく質と結合して、新しいたんぱく質を作ります。このたんぱく質に免疫細胞が過度に反応しアレルギーをおこします。
ピアスは最も金属アレルギーをおこしやすい装飾品とされています
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Q.金属アレルギーの患者さんは多いのでしょうか?
A.患者さんは多く、世界で最も患者数の多いアレルギーは、金属アレルギーとされています。
日本国内だけでも金属アレルギーの患者数は、予備軍も含めると1000万人とされています。ただし、気付いていない人がほとんどです。
Q.子供でも金属アレルギーになりますか?
A.大人に比べると発症率は低いものの、子供でも金属アレルギーになります。
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Q.金属アレルギーの症状には、どのようなものがありますか?
A.症状には皮膚かぶれ、アトピー性皮膚炎、顔面湿疹、円形脱毛症、味覚障害、口唇炎、歯肉炎等があります。
Q.ネックレスやピアスでかぶれる人は、歯科金属のアレルギーにもなりやすいですか?
A.なりやすい傾向があります。
Q.銀歯を入れてから皮膚がかぶれました。金属アレルギーはいきなる症状が出るのでしょうか?
A.これまで症状がなくても、ある日突然症状があらわれます。
Q.金属アレルギーがあります。口の中に症状はでていないので銀歯は大丈夫ですか?
A.銀歯に対するアレルギーでも、口の中に症状があらわれることは少なく、多くは顔、手足など口の中以外に症状があらわれます。
Q.中川駅前歯科クリニックでは、金属アレルギー治療をおこなっていますか?
A.おこなっています。お気軽にご来院ください。
Q.金属アレルギーの治療は予約制ですか?
A.予約制です。お手数ですが事前にお電話(
045-910-2277)にてご予約ください。
Q.金属アレルギーの相談だけでもできますか?金属アレルギー予防のための、食事や生活用品の相談はできますか?
A.できます。お気軽にご相談ください。
Q.頭痛もちです。金属アレルギーが原因で頭痛はおきますか?
A.金属アレルギーが原因で頭痛がおきることは、ほぼないと考えられています。
Q.舌が痛みます。金属アレルギーが原因でしょうか?
A.舌の痛みの原因には、ストレス、口腔乾燥症、口腔カンジダ症などがありますが、金属が原因であることはほとんどありません。
舌痛症
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Q.金属を身に着けなければ大丈夫ですか?
A.アクセサリーなど身に着けた金属以外にも、歯科金属、生活用品、化粧品、食品に含まれる金属を原因として金属アレルギーがおきることがあります。
アクセサリーの中では、ピアスが最もアレルギーをおこしやすいとされています
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Q.銀歯のせいで金属アレルギーになったと思います。治療をした歯科医院に責任をとってもらうことはできますか?
A.保険診療では銀歯の使用が認められており、上記と同様に身に着ける装飾品、生活用品、化粧品、食物に含まれる金属が原因で発症することもありますので無理だと思います。
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Q.予防のため、金属が含まれる食品は避けたほうがよいでしょうか?
A.健康の維持のために必要な金属もあります。例えば鉄は体内に酸素を運ぶのに使用され、亜鉛は味覚に関わり、銅は細胞内でエネルギーを生み出す反応に関わっています。かかりつけの歯科医師、医師と相談しながら決めるのがよいでしょう。
食事制限は注意が必要です
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Q.なぜ、銀歯でアレルギーがおきるのですか?
A.口の中の金属は、劣悪な環境下にあります。食べ物の酸、食べカス、微生物、かみ合わせによるすり減りなどで、金属が腐食、溶け出しやすい状態にあります。溶け出した金属を原因としてアレルギーがおきます。
Q.銀歯にはどのような金属が使用されますか?
A.金、銀、銅、パラジウム、インジウム、イリジウム、スズ、水銀などの金属が使用されています。
Q.アレルギーをおこしやすい金属はありますか?
A.ニッケル、クロム、コバルト、水銀がアレルギーをおこしやすい金属です。歯科金属では、パラジウムがアレルギーをおこしやすい金属です。
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Q.女子高生です。金属アレルギーになりたくないので、医療用ステンレスを使用したアクセサリーを買おうと思います。医療用ステンレスは安全ですか?
A.医療用ステンレス(サージカルステンレス)は錆びにくい特徴はありますが、金属アレルギーに最もなりやすいニッケル、クロムが入っています。「医療用」と言うと安心感はありますが、チタンなどの金属に比べると、金属アレルギーを引きおこしやすい素材と言えます。
Q.20代女性です。ニッケルアレルギーがあります。ニッケルフリーのアクセサリーは大丈夫でしょうか?
A.ニッケルフリーと言っても、少量のニッケルが含まれていることがありますので避けたほうがよいでしょう。
Q.金はアレルギーをおこさないのでしょうか?
A.いいえ。金がアレルギーの原因となることもあります。当クリニックに金属アレルギー治療をお受けになられている患者様の約10%は、金にアレルギーがあります。
金もアレルギーをおこすことがあります
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Q.金属アレルギーに大丈夫な金属を教えてください。プラチナなら大丈夫と聞いたことがあります。
A.どの金属もアレルギーをおこすことがあります。プラチナはアレルギーをおこす人はすくないものの、大丈夫ということはありません。
Q.金に対してはアレルギーはありません。18金のアクセサリーなら大丈夫ですか?
A.いいえ。18金は成分の75%は金でできていますが、残りの25%は他の金属でできています。他の金属にアレルギーの原因金属が含まれているようでしたら危険です。
Q.チタンは金属アレルギーをおこさないのですか?
A.以前はアレルギーをおこさないと言われていましたが、最近ではチタンに対するアレルギーも報告されてきています。
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Q.金属アレルギーとアトピー性皮膚炎は同じですか?
A.アレルギーの分類では金属アレルギーはW型(遅延型)アレルギーですが、アトピー性皮膚炎はT型(即時型)アレルギーで種類が異なります。ただし、アトピー性皮膚炎をもつ患者さんは、金属アレルギーを合併する割合が高く、何らかのかかわりがあるとされています。
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Q.体内に入った金属はどんどん蓄積されていきますか?
A.蓄積されず、尿、便、汗として排出されます。そのため、鉄、亜鉛など身体に必要な金属は、摂取し続けていく必要がああります。
Q.食べてはいけない食物はありますか?
A.ニッケルアレルギーであればチョコレートやココア、亜鉛アレルギーであれば牡蠣など、避けた方がよい食べ物はあります。詳しくはかかりつけの歯科医師、医師に相談されるのがよいでしょう。
カキには亜鉛が豊富に含まれています
Q.事前にメールで相談することはできますか?
A.メールにてご相談をお受けしています。お気軽にご相談ください。
※歯科金属アレルギー治療をご希望の方は、お手数ですが事前にご予約ください。
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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