自宅でがん治療中の方の訪問歯科診療 横浜・中川駅前歯科クリニック
自宅でがん治療中の方の訪問歯科診療

Q.がん治療中のため、歯科医院への通院ができません。訪問歯科診療を受けることはできますか?

A.
はい、できます。専門のスタッフがご自宅や施設にお伺いして、がん治療中の方の歯科治療をおこなっています。

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Q.訪問歯科診療では、虫歯や歯周病、口腔ケアなどの治療を受けることができますか?

A.
はい、できます。ご自宅や施設にいながら、歯科医院と同様の治療を受けることができます。



Q.歯を抜いてもらうことはできますか?

A.はい、できます。ただし、全身状態や服用している薬(ビスホスホネート系薬剤など)によっては、抜歯できないことがあります。

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Q.寝たきりの状態ですが、治療を受けられますか?

A.治療可能です。ただし、お身体の状態によっては、治療ができる範囲が限られてしまうことがあります。患者様やご家族の方とご相談しながら治療をおこなっていきます。



Q.がん治療に伴って引きおこされる口の中の合併症には、どのようなものがありますか?

A.口腔粘膜炎(口内炎)、ドライマウス(口腔乾燥症)、虫歯、歯周病、肺炎(誤嚥性肺炎)、味覚障害、知覚過敏、口腔カンジダ症、感染症などがあります。

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Q.口腔粘膜炎の発症頻度はどの程度ですか?

A.通常の抗がん剤を使用したときは30〜40%、大量の抗がん剤を使用したときは70〜90%、顔や首周囲への放射線治療をおこなったときはほぼ100%の割合で発症します。

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Q.口腔粘膜炎の症状には、どのようなものがありますか?

A.口の中が痛い、血が出る、熱いものや冷たいものがしみる、口が動かしにくい、食べ物が飲みこみにくい、味がおかしいといった症状があります。



Q.口腔粘膜炎の予防方法はありますか?

A.口の中を清潔に保つことにより、予防をはかります。殺菌消毒作用のあるうがい薬の使用、口の中の清掃(口腔ケア)をおこないます。

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Q.口腔ケアにはどのような効果がありますか?

A.口腔ケアをおこなうと、がん治療に伴う口内の痛み、ドライマウス(口腔乾燥症)などの症状が軽減されます。また、肺炎や口腔カンジダ症の予防にもなります。

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Q.口腔ケアは保険が適応になりますか?


A.医療保険、介護保険が適応になります。



Q.口内炎がたくさんあります。どのように歯をみがいたらよいでしょうか?

A.小さめの軟らかい歯ブラシやスポンジブラシを使用すると、みがきやすくなります。

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Q.抗がん剤服用のため、吐き気が強くあります。どのように歯をみがいたらよいでしょうか?

A.小さめの軟らかい歯ブラシを使用すると吐き気がおきにくくなります。また、電動歯ブラシは口の中の動きが小さくなるため、吐き気がおきにくくなります。歯みがき粉は、刺激の少ないものや発泡剤の入っていないものを選択するのも一つの方法です。

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Q.吐き気のため、歯ブラシを入れることが全くできません。どうしましょうか?

A.うがい薬を使用します。うがい薬は刺激の少ないものを選択したり、口腔粘膜炎の予防効果のあるものを訪問歯科診療の際に処方してもらうのがよいでしょう。体温に近い37度前後にすると刺激が少なくなります。



Q.口腔カンジダ症の発症頻度はどの程度ですか?

A.がん治療中の方の口腔カンジダ症の発症率は高く、特に終末期の方の約半数に発症します。

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Q.口腔カンジダ症の症状には、どのようなものがありますか?

A.口の中がヒリヒリ、チクチク、ピリピリすることが多く、症状が悪化すると痛みのために食事ができないこともあります。



Q.口腔カンジダ症の治療では、どのようなことをおこないますか?


A.口の中の清掃(口腔ケア)をおこなったり、入れ歯の清掃、薬の服用などをおこないます。


Q.口腔カンジダ症の薬を届けてもらうことはできますか?

A.訪問歯科診療の一環として、薬を処方させていただくことは可能です。お気軽にお問い合わせください。



Q.ドライマウス(口腔乾燥症)の発症頻度はどの程度ですか?

A.がん治療中の方のドライマウスの発症率は高く、特に終末期の方の発症率は8割となっています。

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Q.ドライマウスの症状には、どのようなものがありますか?

A.口の中が渇く、食事が十分に摂れない、話しにくい、口の中が痛い、ヒリヒリするといった症状があります。また、細菌が繁殖しやすくなり、口腔カンジダ症や肺炎(誤嚥性肺炎)の発症リスクも高まります。

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Q.ドライマウスの治療では、どのようなことをおこないますか?

A.保湿剤を使用するなどして、口の中の保湿をはかります。また、歯の清掃(口腔ケア)をおこないます。

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