下記は、2020年4月末現在の情報をもとに作成したQ&Aです。ご参考になれば幸いです。
Q.不要不急の外出に歯科治療は当たりますか?
A.健康の維持、回復のために必要なものとして、歯科治療や定期検診のための通院は不要不急の外出には当たりません。
関連するページ 緊急性のある診療・緊急性のない診療
Q.緊急事態宣言中も歯科医院は診療をしていますか?
A.当クリニックでは通常通りの診療日時で診療をおこなっていますが、一部の歯科医院は診療制限、休診しています。
関連するページ 緊急事態宣言 当院の対応について
Q.テレビで歯医者さんが「こんな時期に来院されるのは迷惑だ」と話していました。受診は迷惑でしょうか?
A.治療が必要であれば、ご来院いただけたらと思います。決して迷惑ではありません。ただし、発熱や倦怠感のある患者様、味覚・嗅覚障害を発症してから2週間以内の患者様は、万が一を考慮して受診を控えていただけたらと思います。
関連するページ 当クリニックの受診について 新型コロナウイルス感染症による味覚障害
Q.遠方から通院しています。オンライン診療にしてもらえますか?
A.症状により可能です。電話にてお問い合わせください。
関連するページ オンライン診療
Q.オンライン診療は保険適応ですか?
A.保険適応です。
Q.通院を控えようと思っています。相談だけでもできますか?
A.可能です。メールにて相談をおこなっています。下記からお気軽にお問い合わせください。
関連するページ 治療を一時中断された患者様 お問い合わせ・ご相談
Q.かかりつけの歯科医院が休診しています。応急処置をしてもらえますか?
A.可能です。歯の痛みが続くものの、かかりつけの歯科医院が休診だったなど、お困りの方も多いようです。お気軽にご来院ください。
関連するページ かかりつけの歯科医院に通院できなくなった方へ
Q.在宅勤務になり、会社近くの歯科医院に通院できなくなりました。治療の続きをしてもらえますか?
A.会社近くの歯科医院に通院できるまで、応急処置等をさせていただきます。お気軽にご来院ください。
関連するページ ウイルス感染予防対策をおこなった歯科診療の流れ
Q.歯科治療は感染しやすいと聞きました。本当でしょうか?
A.一部のメディアにより、「歯科医院は感染しやすい」との憶測による報道がされていますが、歯科治療が感染しやすいとの科学的データは現時点では全くありません。また、国内には7255人の陽性者がいますが、歯科診療を通して患者様が感染したとの報告はありません(4月13日)。
※追記
4月30日に日本歯科医師会会長がテレビに出演し、「歯科診療を通しての感染の報告は1件もない」と明言しましたが、歯科診療を通しての感染は2020年7月現在でも0件となっています。
2020年7月現在、歯科診療を通した患者様への感染は、世界で最も感染者数の多いアメリカでも0件となっています。
関連するページ 日本歯科医師会から国民の皆様へ
Q.感染者が世界で最も多いアメリカでは、歯科医院で院内感染が頻繁におきているのではないでしょうか?
A.4月13日現在、アメリカは日本の約80倍、60万人近くの感染者数、2万人以上の死者数となっています。
感染症対策の司令塔となっているアメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、「
これまでのところ、アメリカでは病院や介護施設でクラスターが発生しているが、歯科医院や歯科医療従事者には発生していない」と報告しています(下記、4月13日)。
※追記
5月19日現在、アメリカでは約150万人が感染していますが、同日発表された報告書においても歯科でのクラスター発生は0件と報告されています。
Q.歯科医師が最も感染しやすいとテレビで放送されていましたが?
A.3月下旬から4月中旬にかけて頻繁に放送されたニュースのほとんどが、3月15日付のニューヨークタイムズの下記記事を引用しています。
この記事は感染のしやすさを2つの簡単な指標で決めただけのもので、スーパーの店員や飛行機のパイロットも感染しやすいとしています。
科学的なデータでは全くなく、実際の感染状況とは大きくかけ離れています。
関連するページ 歯科診療による新型コロナウイルスの感染が0件の理由
Q.歯科医院で働く人の感染率は高いのでしょうか?
A.日本国内における歯科医療従事者の感染率は、平均を大きく下回っているようです。歯科医院で働いているから感染率が高いということはありません。
関連するページ 歯科医療関係者の新型コロナウイルスの感染状況
Q.感染予防対策はおこなっていますか?
A.当クリニックでは、十分な感染予防対策をおこなっています。ご安心ください。
関連するページ 当クリニックの感染予防の取り組み
Q.歯周病治療をおこなっています。通院を続けようか迷っています。
A.歯周病治療は、糖尿病の症状を改善したり、心臓病の予防につながるなど、全身の健康にも関係します。担当歯科医師と相談のうえ、決められるのがよいかと思います。
愛知県歯科医師会が緊急メッセージを4月22日に地元の新聞等に掲載しています。記事を参考にしていただけたらと思います。
関連するページ 歯周病と全身とのかかわりについて
Q.定期検診のために通院してもよいでしょうか?
A.定期検診は、虫歯や歯周病の予防、身体の健康維持に重要な処置です。お口の状態、新型コロナウイルス感染症の状況等を考慮して、可能な限り受けるようにしてください。
関連するページ 歯科検診
Q.持病がある人が感染すると、重症化しやすいと聞きました。
A.その通りです。糖尿病、心臓病、がん、呼吸器疾患などの持病がある方は、重症化しやすい傾向があります。口内を清潔に保つなど、感染予防にご注意ください。
関連するページ お口の健康(持病をおもちの方)
Q.来月、定期検診です。高齢なので通院を控えたほうがよいでしょうか?
A.2016年に発生した熊本地震では口腔ケア(歯のクリーニング)ができず、肺炎で亡くなる高齢者が急増しました。新型コロナウイルス感染症も肺炎で亡くなる方が多くいます。状況をみて、可能な限り定期検診を受けるようにしてください。
関連するページ 唾液の力で免疫力アップ! お口の健康(高齢の方)
Q.歯みがきや歯のクリーニング(口腔ケア)は感染予防に有効と聞きました。
A.ウイルスは口から入ってきます。口内をきれいにすることは、感染予防に有効とされています。
関連するページ ウイルス感染に対抗する歯科の重要性
Q.うがい薬は効果がありますか?
A.うがい薬(洗口液)の種類にもよりますが、ポピドンヨードなどはコロナウイルスに対する効果があるとされています。
関連するページ ウイルス感染予防に効果のある「うがい薬」
Q.口呼吸よりも鼻呼吸のほうがよいと聞きました。
A.ウイルスは鼻からも入ってきますが、口呼吸よりも鼻呼吸のほうが感染予防効果があります。鼻呼吸がおすすめです。
関連するページ 鼻呼吸で感染予防
Q.新型コロナウイルスのPCR検査をしてもらえますか?
A.PCR検査をおこなっている歯科医院はありますが、当クリニックも含めて新型コロナウイルスのPCR
検査をおこなっている歯科医院はありません。
※歯科医師による新型コロナウイルスのPCR検査について
2020年4月26日に歯科医師が検査をおこなうことを厚生労働省は認めましたが、歯科医院での検査ではなく、医師会などが設置している検査センターに歯科医師が赴いて検査をおこなうことを想定しています。