Q.歯ぎしりをしている人は多いのでしょうか?

A.
子供では10〜20%、大人では10%前後、高齢者では5%以下とされています。子供は高い頻度で見られ、年齢が上がるにつれて減少する傾向にあります。男女の差はないとされています。

睡眠 多くの子供が歯ぎしりをしています

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Q.睡眠中の歯ぎしりは、自分で気付くことはあるのでしょうか?

A.
歯ぎしりは自覚症状に乏しく、自分で気付く人はわずかです。ほとんどの人は家族や友人に指摘されて気付きます。



Q.食いしばりも歯ぎしりの一つですか?

A.
その通りです。歯ぎしりには、歯をこすりつけるもの、かみしめたり食いしばるもの、両者が合わさったものなどがあります。

関連するページ  歯ぎしりの種類



Q.歯ぎしりの原因は何でしょうか?

A.
歯ぎしりの原因として、遺伝、癖、大きなストレス、うつ病や睡眠時無呼吸症候群などの全身の病気、飲酒、喫煙等があります。

睡眠 睡眠の病気が原因で歯ぎしりがおきることもあります

関連するページ  睡眠時無呼吸症候群と歯ぎしり  タバコ


Q.かみ合わせが悪いと歯ぎしりをしますか?

A.
1980年代までは、「かみ合わせが悪いと歯ぎしりをする」と考えられていましたが、現在では否定されつつあります。



Q.歯ぎしりをしている人は、硬いものを食べないほうがいいでしょうか?

A.食べ物の好みと歯ぎしりは関係はありませんので、硬いものを食べることが歯ぎしりの原因になることはありません。ただし、歯ぎしりをする人は歯やあごに負担がかかっていますので、硬いものばかり食べ続けることはオススメできません。



Q.歯ぎしりによっておきる障害には、どのようなものがありますか?

A.
歯が削れたり折れる、歯がしみる(知覚過敏)、歯周病が進行する、つめ物が外れる、あごが痛む(顎関節症)、肩こり、腰痛、不眠などがあります。

肩こり 肩こりがおきることもあります

関連するページ  知覚過敏症  歯周病  顎関節症


Q.歯がかなり削れています。歯ぎしりが原因ですか?

A.
歯ぎしりの可能性はありますが、酸蝕症(さんしょくしょう)で歯が削れている場合もあります。

歯の摩耗 歯ぎしりによる歯の摩耗(歯の内面、黄色い部分の露出)

関連するページ  酸蝕症


Q.つめ物が何度も外れたり、セラミックスのかぶせ物が割れたりします。歯ぎしりが原因ですか?

A.歯ぎしりが原因の可能性があります。対策方法として、ナイトガード(マウスピース)の装着、外れにくい形態のつめ物への変更、セラミックスの中で最も硬い「ジルコニア」という材料を使用する方法があります。

関連するページ  審美歯科



Q.歯周病の治療をおこなっても、なかなか改善しません。歯ぎしりと関係はありますか?


A.関係あります。歯ぎしりが原因で歯周病を発症することはありませんが、歯ぎしりは歯周病を悪化させます。対策方法としては、引き続き歯周病の治療をおこなうほか、歯ぎしり治療もあわせておこないます。



Q.胸やけと歯ぎしりが関係あると聞いたのですが?

A.ほとんど知られてはいませんが、関係があります。胸やけは逆流性食道炎であることが多く、この病気にかかると歯ぎしりをする傾向にあります。

また、逆流性食道炎の患者さんは、胃酸の逆流によって歯が溶ける病気「酸蝕症」をおこしやすく、歯ぎしりによる歯のすり減りにとあわせて歯のダメージが大きくなります。

胃もたれ 胃酸の逆流時に歯ぎしりをする傾向があります

関連するページ  胃食道逆流症(逆流性食道炎)


Q.歯ぎしりをしていてもインプラント治療はできますか?

A.できますが、歯ぎしりをする人はインプラントを壊しやすいため、歯科医師が治療時にかみ合わせに注意したり、就寝時にナイトガード(マウスピース)を装着するなどの工夫が必要となります。



Q.歯がない人でも歯ぎしりをしますか?

A.します。



Q.子供が歯ぎしりをしています。問題はありますか?

A.子供の歯ぎしりは珍しくなく、問題がないことがほとんどです。



Q.歯ぎしりの治療では、どのようなことをしますか?

A.
ナイトガード(マウスピース)の装着、セルフケアを中心とした治療となります。うつ病、いびき、睡眠時無呼吸症候群等の全身の病気があれば、これらの治療をおこなうことにより、改善をはかることもあります。

また、知覚過敏の治療、欠けた歯の修復など、個々の症状に応じた治療もおこなっていきます。

診察 歯ぎしりの治療

関連するページ  歯ぎしりの治療方法  歯ぎしりのセルフケア  いびき・睡眠時無呼吸症候群


Q.ナイトガード(マウスピース)は簡単にできますか?

A.
簡単にできます。初診時に歯の型をとり、2回目の来院時にナイトガードをお渡しします。

マウスピース ナイトガード

関連するページ  ナイトガード(歯ぎしり防止装置)の取り扱い方法


Q.ナイトガードの装着により、歯ぎしりは完治しますか?

A.
残念ながら完治しないことが多いようです。しかしながら、歯を守るために日本だけでなく欧米などでも広く使用されています。



Q.ナイトガードの費用はどのくらいですか?

A.
3割負担の方で3000円ほどの費用がかかります。

関連するページ  歯ぎしり治療の費用(治療費)



Q.睡眠時無呼吸症候群です。ナイトガードを使用しても大丈夫でしょうか?

A.
いびきをかく人、睡眠時無呼吸症候群の患者さんがナイトガードを使用すると、いびきが悪化したり、無呼吸の症状が悪化することがあるため、お勧めできません。いびき防止用のマウスピース(スリープスプリント)を使用されるのがよいでしょう。

ソムノデント いびき防止用のマウスピース

関連するページ  スリープスプリント


Q.かみ合わせの調整をおこなえば、歯ぎしりは治りますか?

A.
1980年代までは、かみ合わせの調整が盛んにおこなわれていました。効果がないものとされ、現在ではほとんどおこなわれなくなりました。

× かみ合わせの調整は、歯ぎしり予防に効果がないとされています

関連するページ  歯ぎしりとかみ合わせ


Q.矯正治療をおこなえば、歯ぎしりは治りますか?

A.
歯ぎしりを治すために矯正治療をおこなっている医療機関も一部でありますが、効果に乏しく、費用や期間もかかるため、避けた方がよいでしょう。

関連するページ  矯正歯科・歯並び



Q.TCH(歯列接触癖)とは何ですか?

A.
気付かずに上下の歯を接触させる癖を「TCH(Tooth Contacting Habit)」といいます。2011年以降にテレビや新聞などのマスメディアで報道され、多くの人に知られるようになりました。

関連するページ  TCH(歯列接触癖)



Q.TCHにはどのような問題がありますか?

A.
歯ぎしりと同様に、歯が削れる、歯がしみる(知覚過敏)、歯周病が進行する、つめ物が外れる、あごが痛む(顎関節症)、肩こり等がおきることがあります。



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