日曜日は横浜市医師会が主催する医療的ケア児の研修会に参加。歯科医師会として皆様に少しだけご挨拶をさせ頂きました。
横浜市の行政、医療、福祉、教育関係者100名ほどが参加したこの研修会。参加された方々の医療的ケア児に対する熱い情熱に圧倒されました。
2日間わたって様々なご意見を聞くことができました。貴重なご意見は、多くの方のお役に立てるように反映していければと思います。
医療的ケア児の研修会
フォーラムでは「認知症、寝たきりを変える食べる力」としてフレイルの用語をつくった東大の飯島教授、糖尿病治療、認知症予防は歯を治すことからを唱え全国で講演をおこなっている西田亙先生らの発表を拝聴させて頂きました。
寝たきりだった人が歯を治したことで、栄養状態が改善し、走れるようになった。胃に穴を開けてチューブで栄養を摂っていた人が、口から食べることができるようになった。こんな症例が次から次へと発表されました。
歯科治療によって認知症を予防したり、寝たきりから回復することもでき、食べる楽しみ、生きる喜びを取り戻すことができる…。歯科でできることを、改めて気付かされた学会となりました。
顎咬合学会
北部病院と連携の会
区役所での講演会
八丈島
朝は保育園での歯科健診。いつもながら元気!なお子さんを見ると、こちらも元気!をもらいます。
夜は横浜市医師会の医療的ケア児に関する会合に参加させて頂きました。常時医療的ケアが必要なお子さんは10年で2倍に増加しており、対策が急務となっています。
横浜市の新年度予算案では、医療的ケア児支援については前年度の2倍に増加。行政だけでなく、医師会、歯科医師会も支援の取組みをおこなっています。みんなで応援!です。
会合では行政、医師会の方々だけでなく、新聞社の方ともお話をさせて頂きました。支援の輪が広がればと思います。
緩和ケアの研修会に参加してきました。
緩和ケアとは痛みを取り除く治療などをいいます。研修会では、がんを中心とした緩和ケアについての講義、舌がんの患者さんの症例検討などがされました。朝8時過ぎから18時まで、10時間近くの研修会は少々疲れましたが、色々なことを学ぶことができました。
日本の緩和ケアは欧米先進国に比べて20年以上遅れており、歯科の分野においても大きく後れをとっています。痛みに苦しむ方々のお役に少しでも立てればと思います。
中川駅前歯科では、がん治療中の方、終末期の方などに対して医療・介護関係者の方々と連携をとりながら緩和ケアをおこなっています。お気軽にご相談頂ければと思います。
横浜、川崎の市長による共同記者会見で、横浜市営地下鉄が新百合ヶ丘まで延伸されることが発表されました。
2000年に計画され、中々先に進まなかったものの、川崎市営地下鉄の計画休止から一気に進み始めた延伸計画。2030年にあざみ野〜新百合ヶ丘間が開業すると、小田急線沿線にお住まいの方の通院が便利になります。
その前に、新横浜線が開業。東急と相鉄がつながり、相鉄線沿線にお住いの方の通院が便利になります。
11年後、4年後の話ですが…。
新横浜線
連日のインプラント手術。
4本のインプラントを入れ、骨が不足する部位には人工の骨を入れさせて頂きました。手術時間は40分ほど。春には5本の歯が入ります。
以前は中年の方多かったものの、最近は若い方や高齢の方のインプラント手術も増えています。明日は3本のインプラント手術。手術が続きます。
インプラント手術
林先生が驚く 初耳学!が放送されてから、「先生、テレビに出ていたでしょ」と度々声をかけられます。昨年11月のとくダネ!のときと同様に、少し照れくさく思います。 汗
「辛み成分であるカプサイシンやサンショオールは…」との収録での発言は全てカットされ(少し残念)、放送ではアニメ画像に。私のうんちくよりも分かりやすく、よかったなと思います。
テレビ局の方からは、出演こそしないものの、月に何件か専門家としての意見を求められています。これからも色々な面でお手伝いさせて頂けたらと思います。
テレビにちょこっと出演
慶應義塾大学病院で開催された慢性疼痛の勉強会に参加してきました。
年2〜3回参加させて頂いていますが、今回は統合失調症、うつ病、身体表現性障害など精神的なご病気をおもちの方の長引く歯、舌、あごの痛みについて。症例検討では大学病院で治療をおこなっている先生方の意見を聞くことができ、参考になりました。
新しい病棟ができて、いつも利用しているスターバックスコーヒーは移転。会場はいつもと違う場所。病院内で少し迷子になりましたが(汗)、開始20分前には到着(ほっ)。朝から夕方までしっかり学んできました。
明日の祝日は医院で仕事。ワーカーホリックですが、楽しく仕事をさせて頂いています。