舌痛症(ぜっつうしょう)について
舌痛症は、見た目、検査で異常が認められないにも関わらず、舌に痛みや違和感がある症状をいいます。見た目、検査で異常が認められるものも含めて舌痛症ということもあります。
舌の痛み、ヒリヒリ感、チクチク感、違和感、灼熱感、接触痛などの症状があります。舌の異常の原因には、ストレス、ドライマウス(口腔乾燥症)、口腔カンジダ症、亜鉛の欠乏、口の中の汚れ、全身の病気、歯科治療などがあります。
女性、50~70歳代に多くみられます。患者数は非常に多く、日本歯科医師会のホームページによると全人口の0.7~3%に発症し、特に閉経後の女性における有病率は12~18%とのことです。ドライマウス、味覚障害、睡眠障害をあわせてもつ人が多くみられます。歯科検診 横浜・中川駅前歯科クリニック
治療ではカウンセリング、認知行動療法、薬(漢方薬、抗うつ薬ほか)の服用、ブロック注射、歯石の除去、入れ歯の調整、ドライマウスや口腔カンジダ症の治療、マウスピースの作製などをおこないます。
治るまでに1年以上かかることもあります。短期間にすぐに結果を求めるのではなく、歯科医師、医師と相談しながら、あせらず長い目で根気よく治療を続けていくことが大切です。
治療をおこなっている医療機関は殆どないため、医療機関を受診しても「問題はありません」、「様子をみましょう」で終わることも多くあります。
歯肉、頬の粘膜、口蓋(口の天井)の痛み、ヒリヒリ感、灼熱感は、口腔灼熱症候群(バーニングマウス症候群)といいます。症状、治療方法は舌痛症と同じです。
当クリニックについて
これまでに4000人以上の患者様が舌の痛みの相談や治療のために来院されています(治療データ)。
遠方から来院される患者様も多く、2割の患者様が神奈川県外からの来院で、これまでに31都道府県、海外から来院されています。
舌痛症だけでなく、口腔灼熱症候群(バーニングマウス症候群)、ドライマウス、味覚障害の治療もおこなっています。歯、口、顔の痛みに関する学会・日本口腔顔面痛学会の会員が在籍しています。口腔がん検診もおこなっています。
通院しやすい駅前に立地。横浜、新横浜、渋谷、二子玉川、自由が丘、町田、長津田、日吉、溝の口などのターミナル駅からも30分圏内と近く、遠方からも来院しやすい歯科医院です(交通アクセス)。
ご不明な点などがありましたら、お気軽にご相談、ご来院ください。ご相談のみのご来院も可能です。メールでもご相談をお受けしております。専門の歯科医師の診察となるため、ご来院の際はお手数ですがご予約(電話番号:045-910-2277)をお願いいたします。
取材を受け、小学校の保健室に掲示される写真ニュース(舌について)に掲載されました(2017年1月)。 取材を受けエキサイトニュース(辛いもので舌ヒリヒリへの対処法)に掲載されました(2017年3月)。 時事通信社の取材を受け、北國新聞、釧路新聞、十勝毎日新聞などの新聞に口腔灼熱症候群(舌痛症)の記事が掲載されました(2017年12月~2018年2月)。 取材を受け、女性自身(2019年4月16日号)堀ちえみ 退院翌日から「義母を介護」涙の奮闘、女性自身(2019年5月7日号)堀ちえみ 実母が嘆く「母子絶縁7年」の悲痛において、院長のコメントが掲載されました。 取材を受け、ザ!世界仰天ニュース「謎の病3連発スペシャル」(日本テレビ)に当クリニックに通院された口腔灼熱症候群(舌痛症)の患者様と院長が出演しました(2020年12月)。 |
舌痛、歯痛、顔面痛のオンライン相談 お問い合わせ・ご相談(お気軽にご相談ください) 厚生労働省の助成を受けて、いたみ医学研究情報センターが痛みの情報を提供、電話相談を受け付けています。電話相談窓口(看護師対応) 0561-57-3000。 ※診断、具体的な治療方法の提供はできません。 |